上の画像を見てアナタはどう思っただろうか?
「枯れた大地に一輪の花」
『錯覚力』この言葉を知っている人はどれくらいいるだろう。
人は知らず知らずの内に錯覚力を身につけ、錯覚力に囚われている。
今回のテーマは『錯覚力』
錯覚が引き起こすとてつもない現象、知らないでいると周りとの差が広がっていくばかり・・・
同期に差をつけるには錯覚力を上司に!思い込みで評価が劇的に上がる!
『錯覚力』それは、裏返すと「騙す」という事
経験した事ないだろうか、「自分は出来る」「自分はできない」そう思うとそんな気になった事を。
例えば、何を発言しても説得力があり、常に人が周りから集まってくる人。
この人は何に長けているのだろう?
おそらく何か1つ、周りの人を驚かせる事や感謝される事をしたのだろう。
人間は何か1つでも長けている事があると、相乗効果でその人自身の全てが長けていると錯覚してしまう生き物である。
頭の柔らかい人がこの効果を理解し効率よく実行していたとしたらある意味「詐欺」の可能性が高いのではないだろうか?
この例えは世界中でも当てはまります
権力のある者、権力がなくいつまでも現状維持の者。
政治家・医者・弁護士・司法書士・科学者・教師・経営者
これらの人達はその立場になるまでにそれ相当の努力をしていると思う。
この様な人達の発言や行動力には説得力があるものだが、プライベートで話してみたり、共に行動すると、なんら一般の人と変わらないものだ。
同期に差をつけるには錯覚力を上司につかって思い込ませるとどれくらいの評価が上がるのか?
例え能力が低い人でも何か1つ長けている事があれば、相乗効果で全てが長けているものと認識してしまう。
この効果を最大限に発揮した結果、とんでもない事が起こる。
例えば同時に入社した社員がいるとする。
2人とも素直で向上心もあり期待できる人間性なのだが、1人は平均的な能力を持ち、1人は特徴的で何か1つに長けている存在、こんな2人が勤続年数を重ねると仕事や私生活において差が開き始める。
その理由が『錯覚力』の違いだ。
同じ事をやっていても、何か1つでも功績を挙げた人は評価され、出世の道筋が開かれる。
全てが平均的に向上しているように錯覚して「何でも出来る人」「頼れる人」に進化するという事だ。
これは錯覚力を使っている人個人にとってはメリットであるが、この事を理解していない上司や会社からするととんでもない事だ。
必ず、こういう人はボロを出します
そしてそのたった1つのミスが取り返しもつかない出来事へと発展してしまう可能性を生む。
功績を挙げた事関連に関しては、何も問題はないが、それ以外の本当の能力は低いままなので評価が低くなる可能性が出てくる。
しかしこれを改善する方法はある。
もし部下や上司に自分に足りないものを持っている人がいるのなら、任せるか、助けてもらう事だ。
自分の能力を素直に認めること
結局、人は1人では生きていけない生き物だし、周りと協力してもらいながら結果を出すようになればいいのだ。
ここで問題が1つ出てくる。
それは錯覚力を持った人だけが集まる事
このような場合が1番怖い、上部だけで仕事をこなし、人任せな仕事環境になりかねないし、会社自体も低迷することだろう。
同期に差をつけるには錯覚力の落とし穴を理解するべき!上司の思い込みが評価が下げる原因になる?
錯覚力には良い捉え方と悪い捉え方がある
良い捉え方としては、能力が低くても高く認識されやすい事だ。
悪い捉え方としては、周囲の人に高く評価されてしまった事によって、自分自身が「何でも出来る人間だ」と勘違いしてしまう事だ。
もし勘違いしたまま、何十年という月日を過ごしてしまう事が1番怖い。
人生時には超えないといけない「壁」がいくつも存在するし、1人でやらなければならない時もたくさんあるだろう。
自分の能力に対して自分が「錯覚」してしまっている事を認識する。それが大事だ。
錯覚力の追求は同期に差をつけ上司を超える力になる
錯覚力に目覚めている人が次に目指すべき志しは、自分自身の欠点を補おうとする事だ。
1つの功績や、1つの得意分野だけに満足する事なく、自分自身を見つめ直し改善していくことや新しい事を身につけようと行動する事が大事だ。
錯覚力でのし上がってしまった人は、生涯、それを続けていかなければならないし、世間に対してバレないようにしなければならない事は事実だ。
おそらくこの世の中にはその事にさえ気がついていない人が山のようにいるし、気がついていても面倒くさいからそのまま放置している人が多いはずだ。
【まとめ】思い込みという錯覚はコントロールが必要
錯覚力をどれだけ自分が自覚し、メリット・デメリットを自分自身で効率よく使いこなせるかが本当の『錯覚力』を理解したという証拠だ。
『錯覚力』=『諸刃の剣』
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