仕事が心の底から好きで「身を削ってでも仕事に尽くしたい」と働いている人はいるかもしれません。
ですが、仕事が好きな人なんて1割2割くらいしかいないでしょう。
逆に「仕事が嫌いで辞めたい」と思っている人は8割くらいいるのではないでしょうか?
生活をしていくために仕事は不可欠・・・辞めたくても辞められない・・・家族がいればなおさらです。
- 『仕事を辞める』ことは甘えなのか?
- 家族にうまく「仕事を辞めたい」と伝える方法はあるのか?
- 相談すべき理由とは?
今回は上記のような悩みの対処法をお伝えしていきます。
『仕事を辞めたい』のは甘えなのか?
結論からいうと『仕事を辞めたい』と思うことは甘えではありません。
ですが生活基準やこの先のことを考えると唐突に仕事を辞めることはデメリットになりかねます。
昔の世代の人達からするとすぐ仕事を辞めることに嫌悪感をもつ人は多くいることは間違いありません。
ですが近年では自分に合った仕事、目指している姿のために転職を繰り返している人が多いのは事実です。
これは目標や目的をもって行動しているので『甘え』とは言わないでしょう。
ですが、ただ「しんどいから」「疲れたから」などと言う理由で仕事を辞めることは『甘え』と捉えられてしまいます。
仕事を辞める前の計画・仕事を辞めてからの計画をしっかり持っていれば『仕事を辞めることが甘え』という解釈にならずに済むものですし、仕事を辞める意思を理解してくれている人がいるのなら何かしらのフォローをしてくれる可能性は高いです。
『仕事を辞める=甘え』とは辞める理由とあなたの計画性次第ということです。
『仕事を辞めたい=甘え』は少し古い考え
『仕事を辞めたい=甘え』という考えは少し古い考えです。
40代・50代・60代と年齢が上がれば上がるほど「仕事を辞めたい」という人に対して嫌悪感を抱いているケースが多いのは事実です。
今の昔も仕事をする理由は変わっていません、むしろこれからも変わることはないでしょう・・・ではなぜ私達の先輩方は『甘え』と感じてしまうものなのでしょうか?
おそらく下記のようなことがあげられます。
- 仕事の楽しさを感じる以前に短期間で辞めてしまう
- 責任から逃げているように見える
- 向上心が感じられない
仕事の楽しさを感じる前に短期間で辞めてしまう
何をするにも始めたばかりでは右も左も分からず、ただただ言われたことをこなしていく日々が続きます。
そうこうしている間に慣れてくるものなのですが、1人で責任を持って仕事をさせてもらえるようになるまでには時間がかかるものです。
仕事の楽しさとは1人で仕事を任せてもらえるようになってから感じることが多いので、特に上司に指図されることを嫌う人は短期間で辞めてしまうケースがあります。
『石の上にも三年』という言葉があるように土台作りの期間はつまらないことが大半でしょう。
ですが、その期間を超えた先に仕事の楽しさがあるものなので、仕事の楽しさを知っている上司からすると短期間での退職は『甘え』と捉えられることが多いでしょう。
今の仕事で今後やっていけるのか不安なら上司をよく観察することです。
おそらく上司の姿があなたの将来の姿でしょう。
もしあなたのイメージしている姿でないのなら短期間でも仕事を辞めるべきかもしれません
責任から逃げているように見える
仕事を任せても責任を嫌い、避けている部下は『甘え』と捉えられてもおかしくないでしょう。
部下自身は責任逃れをしているつもりがくても、上司からすると責任逃れに見えてしまうものです。
たった一回、責任ある仕事を断るだけで部下への印象は180度変わるものなので、断り方や仕事を回してきた上司の考えや気持ちを汲みとって判断していきましょう。
あからさまに責任から逃れている部下は出世もできず、『甘い考え』と印象づけられてしまうの要注意です。
ある程度、働いていると少しくらい責任ある仕事をさせられるものですが、雇われて働いている以上は断ることはせずに前向きに対応することが大切です。
イヤイヤでも経験すると最後には「やってよかった」と感じる瞬間があるものです。
向上心が感じられない
目標や目的があれば自然と向上心がでてくるものですが、目標や目的がない人なんて当たり前のようにいます。
そんな中、上司は部下を育成しようと必死にあの手この手で成長させようとしますが、残念ながら全ての部下が期待に応えてくれることはありません・・・
なぜならやる気や向上心をもっている部下はそう多くいるわけではないからです。
ですが上司の考えとして『ヤル気があり向上心もあるのが部下』と当たり前と感じているので、その辺りの温度差が『甘え』と捉えられる原因になります。
目標や目的に関係なく、今するべき目の前の仕事をきっちりしておくことで年の離れた上司とも分かり合える空気になります。
『仕事を辞めたい』と家族に言えない理由とは?
『仕事を辞めたい』と家族に言えないで悩んでいる人は多いとおもいます。
仮に「仕事辞めたい」と家族に伝えることで自分の能力の低さを認めてしまう感じがしますし、『情けない親』と思われるのがストレスに感じるからでしょう。
もし本当に家族から『情けない親』と思われる間柄なのであれば、それはあなた1人で抱え込みすぎですし、家族間でコミュニケーションがとれていなかった結果です。
毎日家に帰れば顔を合わせるのですから、強がらず仕事内容や出来事を相談することも大切です。
昔から男は稼いで養うのが当たり前という風潮がありますが、今の時代、性別や年齢など関係ありません。
これからは男女関係なくフォローしあうのが最善ではないでしょうか?
男のプライドなんてものは捨ててしまいましょう。
プライドが邪魔をしてこの先、家族が露頭に迷うよりかはずっとマシです。
- 家族に下に見られるのが怖い
- 情けないヤツと思われたくない
- 弱い自分を認めたくない
上記のような考えは家族崩壊になりかねない考えなので、素直になることをオススメします。
『仕事を辞めたい』と家族に伝える最善の方法とは?
とはいえ、家族をもっていると毎月の収入源は必要です。それが多くても少なくても・・・
自信をもって「仕事を辞めたい」と伝える方法としては下記のようなことがあげられます。
- 副収入を作っておく
- 次の就職先の内定をもらっておく
- 貯蓄をしっかりしておく
上記の3つのうち1つでもクリアできていれば家族に仕事を辞めたい意思を示してもいいとおもいます。
ですが3つとも本業をこなしながら少しずつ積み上げていかないといけないものなので、毎日の負担はかなり大きくなるかもしれません。
負担がストレスになり体調を崩す可能性はゼロではないので、計画的に行っていきましょう。
※仕事を辞めること、転職をすることは経験がない人からすると精神的負担かもしれません、ですが転職をしている・考えている人は思っている以上にいることを覚えておきましょう。
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仕事を辞める前にするべきこと
仕事を辞める前にするべきこととしては『転職サイトへの登録』『転職エージェントに依頼する』など辞める前からの準備がとても大切です。
望んでいる職種・勤務形態・給料形態など細かくリスト化して用意しておきましょう。
そして何より大切なことは家族への今後の計画や流れを伝えておくことです。
独身ならまだしも家族がいるのなら自分1人の問題と片付けず不安要素を1つ1つ潰していくことが大切ですし、準備(保険)をしっかり備えておかないと後々後悔するのはあなた自身なのでこの辺りは手を抜かないようにしておきましょう。
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『仕事を辞めたい』と思っている人はあなただけではない
『仕事を辞めたい』と思い転職を考えている人って年間何人くらいいるか知っていますか?
転職を考えている人 | 600万人〜700万人 |
転職した人 | 280万人〜350万人 |
毎年、上記の数の人達が転職を考えていたり、転職をしています。
この数字を見てどう感じましたか?
おそらく「こんなに!?」と思ったのではないでしょうか?
仕事を辞めたくて転職を考えている人は年齢問わず私達の想像をかなり超えた数の人達が当たり前のようにしているのです。
同じ会社に長く勤めれば勤めるほど年齢などの問題から辞めることが不安になる気持ちはわかります。ですが、世の中にはこれだけの転職者がいることを知っておくべきでしょう。
仕事で悩んで転職をしようとしている人はあなただけではありません。
まとめ
『仕事を辞めたい』ことは甘えではありません。
ですが問題は『仕事を辞めたい』経緯です。
なぜそう思ったのか?どうしてそんな考えになったのか?
ここが大切です。
仕事を辞めるのも転職するのもあなたの自由です。
ですが『先のこと考えているのか?』『今の環境をかえることはできないのか?』『貯金は?家族は?』
1つ1つを明確にしてあなたに合った最善の選択をするようにしてください。
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