嫌い(苦手)な部下っていませんか?
仕事において悩みの1つに「上司が嫌いでストレスだ」というものがありますが、上司にとっても「嫌いな部下や苦手な部下がいてストレスを感じている」悩みもあります・・・
新入社員や中途採用で入社してきた当時は、素直で率先して仕事をしてくれるものですが、環境に慣れてくると仕事や上司への態度などが少しずつ変ってくる部下っていますよね?
そんな部下の中に苦手なタイプの部下がいたり、ひどいと嫌いになってしまう部下が出来てしまうこともあると思いますが、あなたはどのように対応していますか?
【この記事で得られる情報】
・苦手になりそうな部下の特徴
・苦手になりような部下への接し方
・部下は上司に対して特に何も思っていない
・無意識に苦手意識がついてしまっているだけ
仕事をしていく上で人間関係は必要不可欠ですが、仕事の前に人間関係をよくしないと仕事もプライベートも楽しく過ごせないので、この記事で得られる情報をもとに苦手(嫌い)な部下との関係をよくしていきましょう。
嫌いな部下・苦手な部下の特徴と接し方
社会人になって就職したとしても上司を選ぶことはできませんよね?
それと同じで上司も部下を選ぶことはできません・・・
いい部下もいれば扱いにくく、ひと筋縄ではいかない部下もいるでしょう
そんな選択肢がない会社で部下とうまくやっていくことは仕事をしていくうえで必要なことですし、面倒くさがって部下と関わらないままだと会社の業績に響くこともあり、自分の出世にも響く結果になる可能性もゼロではありません。
嫌いな部下・苦手な部下の特徴と接し方
ここでは厄介な部下の特徴と接し方を説明していこうと思います。
あなたの職場にも1人くらいはいるのではないでしょうか?
少しネタばれをすると「部下ではなくあなたの意識を変えること」がヒントです。
1. 呼んでも返事をしない(声が小さく覇気がない)部下
呼んでも返事がなかったり、声が小さく覇気がない部下いませんか?
仕事場には絶対といっていいほど「覇気」が必要で、覇気がなければおそらくその会社は衰退していくしかありませんし、本来、覇気というものは勤めている人達が作っていくもので、その最終形態が「活気」になります。
まず活気がない職場で人は働きたいと思いませんし、そうなると求人をかけても人が集まらないのは明確です。
ですが、新入社員が入社してからの少しの間くらいは職場の雰囲気が変わって活気が勝手に出てきますが、もし新人教育ができていなかったり上司自身がやる気がなかったりすると、すぐに部下は元気がなくなり、やる気や向上心も下がってしまい、呼んでも返事をしないような部下に育ってしまいます。
【返事がない・覇気がない部下への対処法】
・上司自身が常に覇気をもって仕事をする
・常に何かの目標を与える
・「今のままだと今後がヤバイ」ことを伝える
対処法からもわかるように1番重要なのは『上司に覇気があるかどうか』です。
人はいい所よりも悪い所に目がいくもので、すぐに悪い所をマネします。
毎日の上司の行動やヤル気次第で部下の態度や行動は変わるので、まずはあなた自身が少しでも変えてみましょう。
2. イヤイヤ働いているのが明白な部下
出社してから退社するまでの間、ずーーーと「イヤイヤ感」満載の部下・・・
正直このような部下には何も仕事を任せることはできないと思いますが、忙しくなってくるとどうしても仕事を与えないと回らないものです。
仕事を頼んだ時にイヤそうな素振りをされるだけでこちら側もモチベーションが下がり仕事効率も下がってしまうこともあると思います。
そんな効率の悪い部下でもどうにかして仕事をしてもらわないといけないので何かしらの対処をしていきましょう。
【イヤイヤ働いているのが明白な部下への対処法】
・職場全体の雰囲気を活気で満たす
・働かざるおえない状況を作る
・部下自身の功績を明白にする
ザッとまとめると、職場内の雰囲気や部下自身の立場を利用してヤル気を出させる方法になります。
ですが人によってはそのような職場の雰囲気が合わない部下もいるので、もしかしたら辞めてしまう部下もいるかもしれないリスクは伴います。
逆にこれらの対処法を実行することで職場内には活気が満ち溢れ、いい雰囲気で仕事ができることは確かになりますので、気にせず実行していきましょう。
3. 思い通りにいかないとイライラが態度に出てしまう部下
このような性格な人は人間なら誰だっていると思いますが、自分の部下になってしまうと最悪です・・・
基本的にイライラしている人に話しかけたり接したり、関わること自体したくないものですよね?そんな部下の場合でもなだめて仕事をしてもらわないといけません。
上司としてはタイミングよく指示したり、機嫌を損なわないように配慮していくことになるかもしれませんが、上司としての責任を全うする為に対処していきましょう。
【思い通りにいかないとイライラが態度に出てしまう部下への対処法】
・出来そうな仕事から無理させず与える
・基本的に褒めて伸ばす
・いじる対象にしない
このような部下には基本的に「褒めて伸ばす」そして「いじる対象」にしないことです。
組織で動いていると必ず1人くらいは「いじられる人」がいるかと思いますが、イライラを表に出してしまうような部下には逆効果になるので止めておきましょう。
昔から「いじられているうちが花」という言葉がありますが、これは全く通用しないので注意です。
ここまで苦手な部下の特徴と対処法を説明してきましたが、
結論としては「特徴に合わせて上司のあなたが対応していく」しかありません。
ほっといてどうにかなる問題ではないので部下や会社に対しての思いがあるのなら、こちらから動くようにしていきましょう。
苦手な部下や若い部下が主に考えていること
近年、副業が当たり前になりつつありますが、副業のやり方や情報などはネットを使えばいくらでも知ることができますよね?
そんな時代だからこそ定職についても他の働く方法やお金の稼ぎ方・投資などを視野に入れて働いています。
なかには「2,3年後には辞める」と、決めている部下もいるかもしれませんし、今の時点ですでに副業をバリバリしている部下もいるかもしれませんし、中には「退職代行サービス」を使ってパッと辞めてしまう部下もいることもあります。
部下の退職には必ずサインがあるので、そのサインを見逃さないことが退職者を増やさない最善のの方法です
・部下は毎日退職サインをだしている
そんな若い世代の考えを少しまとめてみたので紹介していきます。
1. 「副業をメインの仕事に」と考えている
若い頃はお金がなく生活で精一杯なことが多いですが、副業で稼ぎ始めると話しは別です。
そんな生活の足しのつもりで得た収入がドンドン上がっていくと、基本的に自由に働ける副業に対して魅力を感じるようになり、責任も時間の拘束もない仕事をメインにしようと思うのはおかしな話しではありません。
副業を考えることはいいことで、副業を許可している会社もありますが、大事なのは上司が今の仕事に対しての魅力などを伝えていくことが部下のやり甲斐にも繋がるので、毎日伝えていくことが大事になります。
2. 基本的に欲がなく仕事をなめている
「欲」がなく「仕事をなめている」若い人が多くいます
「欲がない」ことは言い換えれば「必要最低限のお金があればいい」「お金より時間や自由がほしい」ということです。
昔からの考えでは「時間や自由のために働いてお金を稼ぐ」のが当たり前でしたが、今の若者のはどうやら違うようで、「働く理由・お金を稼ぐ理由」を見つけるのが難しくなってきています。
それと平行してして「仕事をなめている」場合もあり、基本的に無責任なので、最近ではSNSを使って企業に迷惑かけるような動画がたくさん投稿されていますが、その代償は若者にとってとてつもなく、再就職もできないモノになっているのは事実です。
今の時代、ネットによって全ての情報は半永久的に残るので、若い世代の過ちはほぼ一生残るといってもおかしくはないでしょう。
3.「親が何とかしてくれる」という甘い考えをもっている
親は子供に不自由なく過していってほしいものですし、その考えのせいか子供が甘く育ってしまい、いつまでもスネをかじり続けて生活している状態の人がいます。
「仕事がうまくいかない」「仕事自体したくない」「家からでたくない」「実家にいれば何の心配もない」こんな考えの若い世代が増えることで若者がやるべきことも、できることも少なくなり、いい人材がドンドン少なくなるのは必然かもしれません・・・
この問題は子供が原因ではなく親の教育が原因なので100%改善してあげることは難しいかもしれません・・・
ですが「親が何とかしてくれる」という考えの先には「暗闇しかない」ということを伝えてあげることが甘えを唯一解消する方法かもしれません。
素直で向上心のある若い世代もたくさんいる
先ほど紹介したような考えをもっている若い世代は多いですが、全ての若い人たちがこのような考えということではありません・・・
中には素直で向上心があり、育てがいのある部下もいるのは事実です。
ですがそれは最初だけかもしれません・・・
なぜなら、上司であるあなた方の行動や言動次第でヤル気ある若者はすぐに変わってしまうからです・・・
未来ある若い世代をいい方向に導いてあげることが一緒に働けるポイントかもしれません。
嫌いな部下・苦手な部下との接し方
嫌いな部下・苦手な部下には正しい接し方があります
正直、面倒な部下とは関わりたくないと思いますが、関わらないと仕事になりませんし、毎日職場に行くこと自体がイヤになってストレスが溜まるのはあなた自身もそうですし周りの他の社員も同じです。
嫌いな部下や苦手な部下との接し方は今後の働きやすさにも大きく関わってくるので軽視しないようにしてください。
難しいことは何1つとしてないので全て実践してみてください。
ここからは嫌いな部下・苦手な部下との接し方について説明していきます。
1. 部下の趣味や興味のあることを実践して会話を増やす
苦手な部下の趣味や興味のあることを上司であるあなたが実践してみましょう
年齢を重なると趣味や興味のあることなどは変っていくものですが、若い世代のやっていることにも目を向けてみると会話がとてつもなく増える傾向にあります。
SNS・ゲーム・アニメ・スノーボード(スポーツ)・ファッションなどなど若い世代に流行っている事をとにかくやってみる、そしていいタイミングで話しかけてみてはどうでしょうか?
おそらく今まで見たこともない笑顔で話してくれるはずですし、もしかしたら自分自身がハマってしまい子供との会話も増えた一石二鳥になるかもしれません。
*このやり方はやり過ぎると「ウザい」と思われる可能性があるので、やり過ぎ・関わりすぎには注意です。
2. あなた自身がしっかり将来の目標を持って行動し、達成する
何かを目標にして行動し、達成すると必ずレベルアップするものです
レベルアップするとおのずと経済的にも豊かになって生活基準が上がる事は間違いないですし、持ち物がグレードアップするので部下から憧れの対象になったり、目指すべき目標になることがあります。
何かの目標を達成するということは人間的にも向上している証拠になるので、部下との接し方もより柔軟な対応ができることになるので、あなた自身が目標をもって行動することは部下にうまく接する1つの方法になります。
もし、あなたがやっているコトに興味ある部下がでてきたのであれば一緒に何かの目標を達成していくとより良い関係が作れることは間違いありません。
3. あなた自身が誰よりも働いている姿を見せ続ける
あなたの必死に働いている姿を見せ続けましょう
「子は親の背中を見て育つ」という言葉があるように
「部下も上司の背中を見て育つ」のです。
良いところも悪いところも全て、あなた自身の写し鏡だと思って部下を見てみてください、そうすると似ているところがチラホラありませんか?
もし悪いところがあったとしても、同じことをしているあなたは注意できないのが現実です・・・
注意できない理由は「あなたもしている悪いこと」だからです
逆に良いところは程よく褒めてあげましょう
(最近の若い世代は全力で褒められると引いてしまう傾向にあるので注意です)
・・・面倒臭いですね・・・
それと同時にあなたの必死で働いている姿は部下や上司、職場にいる全員が見ていますし感じているはずなので職場自体の活気にもなり悪いことは何もありません。
どうにもならない場合は部下は無視して自分の仕事に専念しよう
ここまで嫌いな部下・苦手な部下への接し方について説明してきましたが、何をやってもどうにもならない部下っていますよね?
そんな部下にいくらあなたの時間を割いて対応してもムダです。
(特に頭が硬い部下は見捨てましょう)
頭の硬い自分中心的な部下はおそらく自分の理想を高くもちすぎていて、こちらから何かをアドバイスしても入っていく隙間がないのでしょう・・・
もし聞く耳があったとしても上部だけの意識で何の成果もできないので期待しないほうがいいです・・・
もし、そんな状態ならあなた自身の仕事に専念して功績をサッサと作ってしまい、苦手な部下と関わらなくていい立場まで駆け上がってしまいましょう。
(この方法は最終手段です。それまでは我慢です・・・)
部下がストレスでどうにもならないのなら環境を変えるのも選択肢です
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あなたは嫌いで苦手かもしれませんが、部下は意外に何も思っていません
ここまで嫌いな部下・苦手な部下の特徴や対処法、接し方を説明してきましたが、なんだかんだいって部下自身はあなた(上司)に対して特に何も思っていません。
おそらく「キライやムリ」といった感情もないと思います。
部下が理想的な働きをしてくれないのも向上心がないのも上司がキライ・会社がキライだからではなく、部下自身が毎日迷路で迷ってしまっていてゴールがわからないだけです。
部下を迷路からゴールまで導いてあげるのも上司の勤めになりますし、部下の人生がミステリツアーにならないようしっかり背中をみせてあげてください。
まだまだ未熟で社会人経験も浅い若造をなんとかしてあげてください・・・
結局は苦手で嫌いな部下への意識はただの苦手意識によるもの
苦手意識というものは無意識のうちにつくものですが、今回の部下の話の場合、食べ物の苦手意識とはわけが違い、人生がうまくいかない可能性がある苦手意識になります。
1度嫌いになった人やモノは基本的には一生嫌いままのことが多いですが、苦手を克服しないと前にすすめないことは意外に多いので苦手な部下への意識は早めに克服していきましょう。
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