「上司と喧嘩してしまった・・・」
「この先、大丈夫かな?」と後になって心配しているなんとことありませんか?
上司と部下の関係において『喧嘩』はご法度です。
ですが、それは『喧嘩をした理由』にもよるのですが、まず「いい喧嘩」「悪い喧嘩」ともに部下がやるべき行動は1つです。
それは『必ずコチラから謝る』ということです。
これが最終的な結論になるのですが、理屈をわかっていないと気持ちよく『謝る』ことってできませんよね?
今回は『上司との喧嘩は異動や出世に繋がるのか?』『謝りたくなくても謝るべき理由』『いい喧嘩と悪い喧嘩の違い』についてお伝えしていきます。
上司との『いい喧嘩』と『悪い喧嘩』の違いとは?
『いい喧嘩』とは?
『いい喧嘩』とは下記のようなことをいいます。
- 会社のことを思っての喧嘩
- 上司や部下のことを思っての喧嘩
『いい喧嘩』とは、お互いに勤めている会社や相手のことを考えて勃発してしまう喧嘩のことをいいます。
会社の業績を上げる為に必死で頑張っているのに、上司や部下が仕事に対して真剣ではなかったり、お互いが足を引っ張りあって仕事がスムーズに進まないなどのイライラが上司と喧嘩をしてしまう根本になります。
『いい喧嘩』は言葉の通り、会社の利益や先に繋がることで必死になって起こる現象なので、『喧嘩するほど真剣』と捉えられるポジティブな喧嘩です。
『いい喧嘩』ほどお互いの仕事に対しての想いや情熱が確認できるのでいい傾向といえます。
『悪い喧嘩』とは?
『悪い喧嘩』とは下記のようなことがあげられます。
- 内容の薄い喧嘩
- 相手の悪口しか言わない喧嘩
- 社内の雰囲気を悪くする喧嘩
『悪い喧嘩』とは、ただただお互いの気に入らない面や嫌いな面ばかりを探し、何の利益も生まない喧嘩のことをいいます。
社内の雰囲気を壊し、上司の機嫌を損ねて仕事がスムーズに進まくなる・・・仕事をしていく上でこんな無意味なことはありません。
感情的になり思っていることを上司にぶつけるだけの喧嘩は『社会人としてのマナー』が欠けているといわざるおえないでしょう。
『いい喧嘩』と『悪い喧嘩』の違いとは?
『いい喧嘩』と『悪い喧嘩』の違いとは次のように分けられます。
- 何の為の喧嘩なのか?
- その喧嘩に意味はあるのか?
『いい喧嘩』と『悪い喧嘩』の大きな違いは『目的があるかないか』になります。
何の目的もない喧嘩ほど時間のムダですし、もし喧嘩の発端が部下のあなた側だったら上司からの評価が下がることは間違いないでしょう。
とはいえ、特徴的な上司の場合、上司側に責任があるケースも多いので部下のあなたが冷静になり、上司をなだめるくらいのメンタルをもちましょう。
上司との喧嘩は異動や出世に繋がるのか?
上司との喧嘩が異動や出世に繋がるかは『喧嘩の内容やどちらが原因か』によるでしょう。
【部下のあなたが喧嘩の原因の場合】
部下のあなたが原因の場合、異動や出世に大きく関わってくることは間違いありません。
出世に関しては特にそうです。出世に値する部下とは、人をまとめる存在であり部下を管理し育成していく立場になります。
そんな重要なポストに喧嘩の原因となった部下をおけるはずがありません。
「出世をさせてもいい」「任せられる」といえるような部下は喧嘩の原因をつくったり、喧嘩を始めることのない部下といえます。
『異動』に関しても社内の雰囲気や社員のモチベーションを下げ、業績を悪くするような部下は『異動』させられる対象になります。
上司としては直属の部下に問題児がいることを嫌うものなので、違う部署に異動させられる可能性はかなり高いといえます。
【上司が喧嘩の原因の場合】
上司が喧嘩の原因の場合は、全く話がかわります。
もし上司が喧嘩の原因で部下のあなたが被害にあうような異動や出世への評価の場合は、ハッキリと上司の問題点を指摘して状況をよくするしかありません。
ですが傲慢な上司や特殊な上司の場合、聞く耳を持っていないケースがあるので注意です。
そのようなケースでは、周りの同僚に相談して、1人の上司に対して複数で意見を伝えることが大切です。
いくら上司が喧嘩の原因でも、権力のある上司に対して部下1人ではどうにもならないケースが多いので、同僚に相談することは不安もかき消してくれる手段といえるでしょう。
上司との喧嘩で謝りたくなくても謝るべき理由
上司との喧嘩で謝りたくなくても謝るべき理由とは、先ほどもお伝えした『異動・出世』に繋がることが1番大きな理由になるのですが、それ以外にも下記のようなことがあげられます。
- 昇級にも大きく関わる
- 上司や同僚・部下からの評価が下がる
- 働きにくい環境になってしまう
- 社内全体がピリつく
昇級にも大きく関わる
上司との喧嘩は『異動や出世』と同様、昇級にも大きく関わってきます。
出世に興味がない人でも、給料は上がって欲しいものですよね?
上司との喧嘩であなたのイメージが大きく悪くなると出世どころか昇級ですら叶わぬ夢になる可能性があります。
上司や同僚・部下からの評価が下がる
上司と喧嘩することで、上司からの評価は下がるかもしれません。
それだけではなくて、同僚・あなたの部下からの評価も下がる可能性があります。
いつまで経っても上司に謝らない姿は周りの社員からすると子供のようにみえてしまうこともありますし、社内で浮いてしまう存在になりかねません。
上司だけでなく同僚やあなたの部下からの目線や評価は今後、働き続ける大切な項目なので注意しましょう。
働きにくい環境になってしまう・社内全体がピリつく
上司との喧嘩は単純に社内の環境を悪くする原因です。
これは上司とあなただけの問題ではなく、社内に悪い雰囲気が充満してしまうキッカケになってしまいます。
そんな原因をつくってしまった上司とあなたには社内で悪い評判が広まったり、居心地が悪くなるかもしれません。
上司が悪いにせよ部下のあなたが悪いにせよ、立場的に部下のあなたが先に上司に謝罪することをオススメします。
上司との喧嘩が多すぎて、どうにもならないなら転職をするべき
上司との喧嘩が多すぎるということは、もしかしたら上司との価値観や考えが全く違う可能性があります。
価値観や考えが合わない上司との仕事は全く成長することができず、あなたにとってマイナスでしかありません・・・
そんな上司のもとは離れてあなたにあった会社・上司を探してみてはどうでしょうか?
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喧嘩になりやすい上司の特徴と対処法
喧嘩になりやすい上司には何かしらの特徴があります。
特徴を知り、しっかり対処していきましょう。
自己中心的な上司
自己中心的な上司は自分の思っていること、言っていることに対して部下が反発してきたり否定してくると逆上してくる傾向にあります。
自己中心的な上司はあなたにだけでなく、社内全体でも「自分の意見が正しい」と主張する傾向にあるので、そんな上司に敵意をむける部下が多くいることは必然かもしれません。
対処法
自己中心的な上司ほどミスを嫌い、「自分が正しい」と信じたい性分です。
ですが意外にもメンタルが弱い傾向にあります。
そんな上司に対しては毅然とした態度で接するか、あなたが上司に合わせることが喧嘩をしない対処法になります。
ただし、自己中心的だからこそ上司のミスを部下のあなたの責任にするような感じなら指摘はするべきです。
口が悪い上司
何歳年齢を重ねても口の悪い上司はいるものです。
『口が悪い上司=部下からの評判が悪い』ことに気がついていないのが面倒なのですが、口が悪いことに対して大人しくない部下はストレスが溜まり喧嘩のキッカケになります。
口が悪いことで社内や社外にも迷惑をかけてしまっている厄介な上司です。
対処法
口が悪くても内容を理解してあげさえすれば温厚になる場合があります。
口が悪いのも何かの原因かもしれませんし、まず上司が伝えようとしていることを理解するようにしてあげましょう。
「口が悪いのは仕事に対して真剣だから」と割り切って対応することが大切です。
部下に興味を示さない上司
部下に興味を示さない上司は部下からの信頼や評価が著しく低い傾向にあります。
部下に興味を示さない上司とは一見、自己中心的な上司におもわれがちですが、実はそうではなく、上司自身のことで精一杯なだけの仕事の要領が悪い上司です。
部下からすると信頼できないとは思いますが、部下を管理したり、まとめたりもできない・・・そんな上司に部下はイライラして喧嘩のキッカケになってしまいます。
対処法
『上司自身のことで精一杯なだけの仕事の要領が悪い上司』という特徴をわかっていれば何の問題もありません。
単純に上司が抱えている仕事や悩みを先に解決・フォローしてあげることが得策です。
上司をフォローしてあげることで上司に余裕がうまれ、部下への興味を示してくれるようになります。
売り上げ(業績)に興味がない上司
一緒に働いていて指示をする立場の上司が会社の売り上げ(業績)に興味がないとかなりヤバイ環境になります。
普通は部下の成長も会社の成長も売り上げとともに上がっていくものです。
そんな大切なことに興味がない上司と真面目な部下は喧嘩をする可能性が高く、より社内の雰囲気が悪くなることもあります。
対処法
上司の数字への意識をすぐに改善する手立てはあまりないのですが、部下ができることといえば『部下が上司の代わりを務める』ことではないでしょうか?
上司がやる気がないのなら部下のあなたがやるしかない!
立場的に不満はかなりあるかもしれません・・・ですがやるだけやってみて、その姿を見た上司がやる気になることを願いましょう。
その他にも色んな特徴のある上司は存在します
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上司との喧嘩は異動や出世に繋がる?謝りたくなくても謝るべき理由(まとめ)
- 上司との喧嘩は異動や出世に繋がる
- 謝りたくなくても部下のあなたから謝るべき
- 特徴のある上司には対処法を使う
上司との喧嘩はメリットが少ない印象に感じます。
謝りたくなくても謝った方が部下のあなたには得策でしょうし、上司からしても立場やプライドが邪魔をして謝ってきにくいケースもあります。
今後のことやあなたの社内でのイメージを下げない為にも上司との喧嘩は避けて、部下のあなたから謝罪をしていくようにしましょう。
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