せっかく入社した会社に尊敬できる上司がいないっことありませんか?
『部下は上司の背中をみて育つもの』です。
それなのに理想とする「将来像が見えない」であったり、目標にできるような上司が会社にいいない環境はあなたの成長を著しく下げてしまっているデメリットでしかありません。
では
・会社の上司を尊敬できない理由はなんなのか?
・誰が悪いのか?
・最悪の場合、転職するべきなのか?
まとめてみました。
会社の上司を尊敬できない理由とは?
会社の上司を尊敬できない理由として下記のことがあげられます👇
【上司が問題の場合】
- 業績を上げられない
- 口ばかりで自分は働かない
- 部下に言っていることと、やっていることが違う
- 関わる人によって態度や行動が180度変わる
- いつまで経っても平社員のまま
- 誰からも頼りにされていない
【部下が問題の場合】
- 基本的に人を身下している
- 素直ではない
- 自分が1番で「何でもできる」と思っている
- 根拠のない自信を持っている
まだまだあるかもしれませんが、ざっくり言ってこの辺りではないでしょうか?
会社の上司が尊敬できない理由の根本としては上司や部下自身の内面の問題ということになるのですが、上司や部下が『いつ考えを変えるのか?』『いつ実行するのか?』で尊敬される上司になれるかが決まりますし、部下は上司を認めることができるようになるものです。
会社の上司を尊敬できない理由を把握することで解決への糸口がみえてきます。
会社の上司を尊敬できないのは誰が悪い?
「会社の上司を尊敬できないのは誰が悪いのか?」と聞かれると、先程もお伝えしたとおり、『上司と部下の双方に問題がある』という答えになるでしょう。
ようは場面場面の話です
例えば
どうしても今日中にやらないといけない仕事があり、その仕事が会社全体へかなりの影響をもたらすものだったら、上司は部下に仕事を丸投げするだけでなく協力して達成するべきです。
『部下責任は部下の責任』『部下の功績は上司の功績』
このような考えで接してくる上司は尊敬など絶対にできない部類で間違いないでしょう・・・
逆に
上司から仕事を任された部下が責任感のないまま、中途半端に仕事を終わらした場面では当たり前のように上司からの指導があるはずです。
そして上司からの部下への評価は下がり、期待されず仕事を回してもらえなくなる・・・
そんな時、部下はこう感じます。。。
「たった1回のミスで上司に見切られた」「器の小さい上司だ・・・」
この時点で部下はさらに上司を気嫌いし、より上司の言動や行動を受け入れなくなります。
ですが今回の例の場合、上司が部下にたいして「責任感をもって仕事ができないなら任せられない」「せっかく任せられると思ったのに・・・少し様子を見よう」と判断したからで、決して上司に非はありません。
これらのことから場面場面で上司を尊敬したくてもできない・したくない状況をお互いに作ってしまっていることが最大の問題といえるでしょう。
初めは誰が悪い・悪くないということではなく、一緒に働いていくうちにお互いの考えのすれ違いや考え方の変化によって上司の尊敬がどうのこうのとややこしいことになってしまっているのです・・・
そもそも『尊敬』の線引きはどこから?
そもそも、『人を尊敬する』といってもどこからが尊敬に値するのでしょうか?
尊敬に値する基準を個人的にまとめてみました👇
- 計画的に物ごとを進められる
- 自分より年収や仕事内容が格上
- 失敗を恐れないで実行に移す
- 常に人が寄ってくる
一概にはいえません・・・なぜなら人によって価値観が違うからです。
例えば
「少しでも部下より仕事ができるのなら上司を尊敬するべき」と考えている上司もいれば、仕事は関係なく「人生のなかでの物ごとの捉え方や考え方で尊敬すべきかどうか」と考える上司もいます。
人それぞれ『尊敬する』ことに対しての価値観が全く違うので『線引きはない』と考えていいでしょう。
そんなに難しく考える必要はなくて、ただアナタのなりたい姿に近い上司を尊敬さえしていれば迷うことはないでしょう。
会社で尊敬できない上司の特徴とは?
会社で尊敬できない上司にはさまざまな特徴があり、より詳細に上司の特徴をしることで尊敬する意味やメリットでデメリットがみえてくるものです。
尊敬できない上司は業績を上げられない
業績とはいってしまえば年収と同じで、その人の価値になります。
何十万円・何百万円と業績を上げている上司は会社から頼られる存在になっているでしょうし、逆に業績を上げられない上司は注目もされず窓際族になっている可能性が高いです。
どんな会社でも利益を生まない、部下を育成できない上司はいらない社員としてレッテルを貼られるものです・・・
部下からしても業績の上げられない上司からは学ぶことが少ない・・・むしろ全くない!といってもおかしくないので尊敬されることはないでしょう。
尊敬できない上司は口ばかりで自分は働かない
部下に消化できないほどの仕事をさせるだけさせて先に退社してしまうような上司は尊敬できないといってもいいでしょう。
部下は現場で働き、上司は指示をだし管理する・・・
この考えややり方はとても古くこれからの時代では通用しない考えといえます。
人材不足で1人がこなす仕事の量がどんどん増え、それができていないと上司から注意される・・・こんなやり方では大切な社員が辞めていくのも納得できるのではないでしょうか?
口ばかり達者な上司の意識を変えることができなければ職場の環境は変わることはありえません。
尊敬できない上司は部下に言っていることと、やっていることが違う
部下には「仕事だから理不尽なことでも頑張れ!」といっているのも関わらず、上司は責任ある仕事や理不尽な仕事からは逃げている・・・
こんな上司に部下がついていこうなんて思うはずがありませんよね?
イヤなことを言葉巧みに部下に押しつめて楽な仕事をするような上司は部下からも尊敬されることはありませんし、出世や昇給にも響くやり方といえるでしょう。
尊敬されない上司は関わる人によって態度や行動が180度変わる
昇給や出世とは上司の評価が全てといっても過言ではないでしょう。
尊敬されない上司は普段の仕事より上司の上司との関わりを大切にするものです。
ついさっきまで部下にへらへらしていたくせに、上司より役職の高い上司が姿を表すとコロッと態度を変えヘコヘコと機嫌をとる・・・
こんな状況を部下はバッチリみていて、部下からの上司への評価が下がり尊敬できない上司へと様変わりするものです。
おそらくこのような上司は「部下の上司への評価も出世や昇給に繋がっている」ことをしらないのでしょう・・・
尊敬できない上司はいつまで経っても平社員のままで誰からも頼りにされない
尊敬できない上司ほどほとんど出世せずいつまで経っても平社員のままです。
それは、部下への思いや会社への貢献したいという思いが欠けている証拠です。
色々なものを背負うことは責任が大きくなるということですが、その責任から「逃れて・逃げて」しまいたいという思いがいつまで経っても平社員のままという現実を実現させてしまっています。
責任から逃げるような上司を尊敬できるはずもなく部下からの評価も下がっていく一方でしょう・・・
上司を尊敬しようとしない部下の特徴
ここでは上司を尊敬しようとしない部下の特徴について説明していきます。
上司としては今時の若者だからこその考えもこれからは理解していかないといけないのかもしれません・・・
上司を尊敬しようとしない部下は基本的に上司を身下している
上司を尊敬しようとしない部下は基本的に上司を身下しているケースがあります。
理由はさまざまで、『上司の見た目・上司の考え・上司の行動』など1つ1つを観察して部下なりの考えで上司の評価をしているのです。
そして部下の上司に対する評価が低ければ見下す対象になってしまい、上司の威厳や説得力もなくなってしまうことになります。
こればっかりは部下の今まで生きてきた感性によるものなので、すぐに改善できることはないでしょう・・・
上司を尊敬しようとしない部下は素直ではない
上司に何をいわれてもなにかしらの部下の考えが上司の意見を遮ってしまうケースです。
『素直ではない』ことは言い換えれば『頭が硬い』ということ。
本来、学生上がりの社会人は壁もなく伝えたことを素直に聞いて行動するものですが、特に最近の20代の若者はインターネットなどで色んな情報を得ているせいか、考えが固まってしまっていることが多いです。
これは上司からするとかなり面倒で部下の夢みがちな硬い考えをほぐすことから始めないといけない状況になるため、時間と根気が必要になってきますし、上司のやり方によっては部下が気に入らなければすぐに退職してしまう可能性もあるので素直ではない部下ほど慎重に接していく必要があります。
上司を尊敬しようとしない部下は『自分が1番』「何でもできる」と思っている
上記でもお伝えしましたが、夢みがちだからこそ『自分が1番』『何でもできる』とおもいこんでいるものです。
インターネットなどで経済的な成功者の情報をしり、身近に感じることで「自分もなんでもできる」と勘違いしている部下もいます。
これは根拠のない自信といってもおかしくないのですが、こんな部下に限ってありえないミスをしてしまう傾向にあるので要注意です・・・
会社の上司を尊敬するメリット
会社の上司がもし尊敬できなく人であっても尊敬できる人であっても共通したメリットがあります👇
共通したメリットというのは上記の通り、あなたにとっていいことしかありません。
出世も昇給も上司のさじ加減・・・
もし今の会社で働き続けるのであれば上司を尊敬できないとしても、目をつぶり、いい所だけをリスペクトし好かれるよう心がけましょう。
尊敬をされて嫌がる上司はいないので安心してください。
会社の上司を尊敬するデメリットは?
会社の上司を尊敬するにも少しデメリットがあります。単純に尊敬すると上司に意識がむくものです。そしてある時から一緒に行動したり会話が増えてくるもの、そうするとこんなデメリットが生まれます👇
尊敬できない上司の考えや仕草、言動が似てくる
周りからみても尊敬できない上司に部下のあなたが似てくるなんてデメリットでしかありません。そのまま流れに身を任せているとアナタも尊敬されない上司になってしまうので要注意です。
会社にいる尊敬できない上司のようには絶対にならない!と強い意志を持ちましょう。
会社の上司を尊敬できないなら転職すべき!
会社の上司を尊敬できなくてアナタが成長できなったり、思い通りに仕事ができないようであればそれは時間のムダでしかありません。
「スキルアップしたい」「働きやすい職場がいい」「尊敬できる上司の元で働きたい」と思っているのなら転職をオススメします。
1つ大切なことを言います!
『毎日の仕事の充実感で人生は変わります!!』
これは本当で、仕事次第で人が変わってしまうことなんて当たり前ですし、立派な大人になるのも仕事次第といってもいいでしょう。
オススメの転職サイトを載せておくので一度確認してみてください👇
・20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20's
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会社の上司を尊敬できないことに対してのまとめ
会社の上司を尊敬できないでいる人はかなり多くいると思います。
ですが、会社の上司を尊敬できない理由や尊敬できないと感じたキッカケは必ずあるはずなので、もし解決できるようなことなら面倒くさがらずに行動をおこしましょう!
それでもダメなら職場を変えることをオススメします。
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