部下が簡単に会社を退職し、人材不足に悩んでいる会社が最近目立ちます。
部下はなぜすぐに会社を辞めるのか?
その一部はこちら👇
- 上司が原因で部下が辞めていく
- 上司が使えない
- 上司が頼りにならない
- 上司にやる気を感じない
- 上司からのパワハラ・モラハラ・アルハラがすごい
上司に不満がある人はこんな悩みではありませんか?
部下は上司を選ぶことができません。
上司の考え1つで部下は気持ちが腐ってしまう原因になりますし、部下が辞めた時、上司に責任がないということはありません。
今回は部下の退職と上司の責任について、責任感のない上司の特徴や退職していく部下の特徴や考えについて説明していきます。
部下が辞めても平気で何も思わない上司がいるのなら、その上司からも会社からも学べることはないかもしれません。
ですが上司を育てたのはそのまた上司です・・・会社全体の問題であることを理解しておきましょう。
部下が退職すると上司の責任になる理由とは?
上司と部下の関係は教えて・教わることが基本です。
それ以外にも人材確保という意味で部下を辞めさせないことも仕事の内といっていいでしょう。そんな上司の部下が辞めた時の責任とはどんなものなのでしょうか?
部下の退職理由によって上司の責任は変わる
上司にも色々立場があり仕事内容は様々です。
やはり部下を管理するというのが1番の責任ある仕事といえます。そんな上司の部下への視点をまとめるとこんな感じです。
- 部下のモチベーション管理
- 部下の仕事の管理
- 部下の育成
- 部下の仕事のスケジュールの管理
これら上司がすべき部下への視点です。
もし、これらを上司が守ることなく部下が退職することになったら上司の責任ということになります。
部下のモチベーション管理は会社の業績に大きく関わっているので必須です。
人数が多いと1人1人に時間を作って部下と話しをする場を作らなければ、部下が困っていることや要望・不満に感じていることを理解することができません。
部下にもよりますが、仕事に対してのモチベーションをプライベートからもってきている場合もあります。
少しくらいは部下のプライベートに首を突っ込むことも必要です。
そして、部下の仕事のスケジュールを把握していなかったり部下の行動を管理出来ていない場合は、納期間際になって大量の仕事を部下に割り振るような上司もいます。
そんな部下を管理できない上司のもとでは部下に負担がかかるため不満が大きくなり退職理由にもつながります。
部下が退職すると求人をだすので採用までの費用がかかる
部下に退職されると仕事効率がとても悪くなり、早急に代わりの人材が必要になります。
知っていますか?
求人にかかる費用や時間は莫大です・・・
求人には有料・無料があり、わかりやすく言うと無料では求人をかけても人材は集まらないでしょう。逆に有料求人なら早い段階で人材を確保できるかもしれません。ですが費用としては100万円以上かかる場合がほとんどです。
先ほども言いましたが部下が退職すると仕事効率が悪くなり仕事自体を回せなくなる可能性が高くなります。何より人材確保のための費用はバカにならないという会社にとっての大きな損害が生まれてしまうため、上司の責任といわざる終えないでしょう。
ですが、退職理由が上司ではなく部下のスキルアップ(転職)などの理由なら会社は損害として考えないはずです。
上司の存在が理由で退職した場合が責任として問われます。
上司が責任の場合、退職者と同じ思いの部下が退職し始める
上司に対して同じ不満を持っている部下が退職者につられて退職しまう可能性がおおいにあります。
上司に対しての日頃の不満を部下たちは仲間意識で話し合うものです。
そのように仲間意識ができた関係だと芋づる式で退職してしまう確率がかなり高く、伝染するでしょう。
退職者からの心に刺さる言葉は同じ思いの部下にはとても影響するもので「私も辞めよう!」と決心させてしまう原因です。
社内でかなりの影響を与える立場の部下にも同じようなことが言えます。
そのような部下が退職をするだけで社内全体が揺らぐのはよくある話しです・・・
みんなの精神的柱のような部下が辞めるくらいだから、よっぽど会社や上司に問題があると感じ転職者が増えてしまう可能性が高くなります。
部下が退職することで会社全体の業績が悪くなる
上司が原因で退職してしまった部下の中に優秀な部下がいた場合、業績は落ちるでしょう。
どこの会社にもいる「よく稼いでくれる部下」・・・
そんな部下がいなくなるだけで状況は180度変わります。
毎日、上司が部下全員を育成できていれば、業績が傾くようなことは回避できるかもしれません・・・ですが中には才能ある抜きに出た部下はいるものなので同じようには育成できないでしょう。
部下を「選ぶ・見分ける」ことは上司にとって会社の業績を「守る・上げる」ための必要なスキルです。
退職されると困る部下をつなぎ止めるのも上司の仕事です。
部下の退職願望を管理できない上司の特徴と責任とは?
「部下を管理できない上司」「自分のことしか考えていない上司」は部下が退職してしまう原因です。では部下を管理できない上司の特徴を知り対処していきましょう。
部下の退職に責任を感じていない上司は上司自身を管理できていない
管理能力が低い上司は上司自身の管理ができない場合が多く、効率が悪い傾向にあります。
自分のことすら管理できない上司が職場で起こっているハプニングに対応できるはずもなく、部下に迷惑をかけてしまう結果になります。
自分のことしか考えていない上司だからこそ部下を不安にさせてしまうし、だからこそ部下に残業をさせてしまうことも当たり前になります。
上司自身の管理もできず、部下の管理もおろそかになる・・・上司が数年後の会社の状態を考えることはできないでしょう。
1つの目標となる上司の背中が頼りないと部下たちは何を目標にしていいのかがわからなくなってしまいます。
責任ある上司の指示を部下に的確に出すことができない・ズレている
部下に指示を出して、仕事の流れを作っていかないといけない立場の上司なのに、業務知識がなかったり、部下の能力を把握していないため、部下に適切な仕事の指示を出すことができませんし、部下が納得できるほど仕事内容を理解していません。
おそらく責任感がなく、他人事で仕事をしています。
確かに立場が上であればあるほど末端の部下と絡む機会は少ないでしょう・・・
ですが上司自身も通ってきた道、なのに自分から直接部下に指示を出せない、中堅の社員に部下の面倒を見るように指示を出して仕事の最前線から離れていく・・・
日頃から全ての部下の能力を理解していれば、業務知識が薄くてもどの部下に何の仕事を任せるべきかを判断して部下に指示することはできるはずです。
部下に指示を出せないということは、よっぽど仕事や部下に興味がない証拠かもしれません。
責任を感じていない上司は部下の育成方法を知らない(だから退職する)
部下を管理し業績を管理するのは上司の仕事です。
その上司が部下の育成方法を知らないと、業績は伸ばすことができないことになります。
上司が部下の育成方法をきちんと知っていれば、早い段階で使える社員レベルまでには達しなくても平均して一人当たりの売上げは伸ばせるようになるはずです。
「上司の背中をみて育て!」なんてのは時代遅れで、部下は上司に面倒を見てもらわないと成長している実感が湧くこともなく、達成感をいつまでたっても味わうことができません。
「スキルアップや成長したい!」と思っている部下はたくさんいます。
れなのに上司が部下を育成できない・やり方がわからないのなら、そんな環境を嫌って辞めていく部下もいるので部下の育成方法を知らない・できない上司は頼りないと言わざる終えません・・・
部下に必要な仕事を把握していないことが上司の責任を理解していない
それぞれの部下の必要な仕事を把握していないということは、部下が仕事に対して何に困っているのか?上手くいっているのか?がわからない状況です。
部下の仕事に対しての態度や成果を把握できていないので、正しい評価をすることができません。
正しい評価をすることができないということは、間違った評価を部下にしてしまう可能性が高くなり、昇給や出世をするというような場面で部下の上司への信頼を失くしてしまいますし、部下の気持ちが腐ってしまうものです。
上司と部下の間に信用がなくなると会話や態度が変わり、部下が辞めていく原因にもなってしまいます。部下の仕事をキチンと把握して正しい評価をするのは上司としての務めです。
責任のない上司は部下に嫌われている・信用されていない・退職される
一部の人にだけ優しかったり、立場が上の人・下の人によって態度を変えたりするような上司は部下から信用は薄くなります。
部下に限らず、誰にでも平等に接することができなければ不公平と思われても仕方がありません。
「自分にだけ態度が違う」と部下が感じると「扱いが悪い」と思い、上司に見捨てられてしまったと思い込んでしまって、誰にも相談することなく会社を退職してしまうこともあります。
部下に対して態度を変えることなく、平等に接してコミュニケーションがとれない上司は部下から信用を失うことになりかねません。
部下よりも仕事が遅い・効率が悪く上司としての責任感がない
部下から相談を受けること、仕事内容の話しを聞いてくれている時は問題ないのですが、目的に対する解決に向けた動きに対してはとにかく仕事が遅いです。
話しを上司に聞いてもらうまではよかったのですが「解決してくれたのか?」「今どんな状態なのか?」を部下が不安になり、上司に聞かないとハッキリした答えがわからない・・・
上司は頭の中ではイメージできているかもしれません。
ですが行動に移してくれていない・移す気がない・・・そんな感じの意識では残念なことに大した回答は期待できないでしょう。
相談に乗るだけ乗って何もしないで終わる上司には次第に部下から相談されることもなくなり、コミュニケーションがとれなくなっています。
上司としての責任がないの部下にパワハラを無意識にしている(退職されやすい)
部下が退職する原因となる上司には、自覚がなく無意識にパワハラをしているケースがあります。
「俺が正しい」「言う通りにしろ」
部下に期待をしてないので仕事を任せるのが心配だからと、部下のパソコン操作がわかるよう席を近くしたり、ムダに多い業務報告を義務にしたり、メールの文面すら上司が決めてしまったり、部下の意思を完全に無視して仕事の進めていき決めてしまいます。
一日中上司に監視されている状態になります。
仕事が上司の思うように進まないと機嫌が悪くなり、部下を責めるようなパワハラ発言をします。
上司自身はパワハラという自覚はありません・・・部下をしっかり育てている上司と自分の中だけで納得しているところが、かなり厄介なポイントで、「一生懸命仕事をしている」を勘違いしているのが最大の特徴です。
上司の責任で退職していく部下の特徴とは?
上司が原因で辞めていく部下は若手の社員が多いです。
時代とともに仕事や上司に対しての意識は変っていくものなので、それを受け入れられないのが原因でしょう・・・
責任ある上司に心を開いていない部下
日頃から上司との関わりがあるのに、あまり目を合わせず部下から話しかけないような若手社員は退職がかなり濃厚です。
若いからこそ相手の気持ちを理解しにくいですし、独身の場合は責任も低く感じていりため自分の気持ちを優先して退職しやすいのが特徴です。
意外にそんな若手社員でもまわりを観察していて、上司の社員に対する態度に敏感で、自分への配慮や仕事風景をみて上司の評価をしています。
仕事もろくに教えず雑務ばかり押し付けたり、成果を出しても褒めない場合はやる気を失くしてすぐに気持ちが腐るのもそのためです。
若手社員に1番必要なことは「目標・目的」を与えること。
中堅社員と違い、目指すところを明確にしてあげないと、スキルや自信が無いせいで自信を無くして不満を溜めていきます。
上司の責任と思って好意にし過ぎた部下
部下は気を使われ過ぎたり、関わってき過ぎても退職していくものです。
いつもは何の問題もなく仲のいい上司・部下の関係で仕事をしているように見えても部下の方がかなり我慢をして成り立っている場合が多いです。
上司からの言葉に対して「NO」と言わない・・・
嫌われないように・評価を上げるためにご機嫌をとって仕事をしている感じです。
上司受けがいいと部下の評価が上がることをよく知っている証拠です。
そんな部下も年月が経てば経つほど仕事が出来るようになってきて、上司の言う通りに仕事を進めることにかなりのストレスを感じるようになります。
このタイミングで上司に嫌気がさし、退職していく社員もいます。
上司に気に入られている女性の部下の場合は、セクハラじみたコミュニケーションをとってくることもあるのでので、女性もセクハラに耐えられずに退職していきます。
上司と「仲がよくなる・距離近い」ことは昇給や出世には最高の場面です。
ですが、逆に近すぎて上司の嫌な部分・合わない部分が見えてくるものなので、そこをキッカケに退職することがあります。
使えない・仕事ができない・責任感がない上司にイライラしている部下
部下が1人で仕事ができるようになってくると今まで指導してくれていた上司の効率の悪い仕事ぶりにイライラしてしまいます。
(そんな上司の下で育った部下も大した能力ではないかもしれません・・・)
ですがそんな上司でも評価をしてくる立場なので言う通りに仕事しないといけませんし、言われた通りに仕事をしても良い評価はされずなかなか昇給させてくれない・・・
じきに「上司に関わりたくない」という気持ちになり、仕事中もイライラした雰囲気をしていて仕事も雑になりやすいのが表面にでてきます。
人によっては同僚に八つ当たりすることもあるでしょう・・・
上司に対しても舐めているのか?下に見ているのか?
口調が強めになるのでイライラしていることがわかりやすいです。
いずれ部下は仕事や上司に納得ができないことが多くなり、イライラがつのり退職していきます。
上司より責任感のある社内をよく管理している部下
優秀な中堅社員は能力があるので、スキルアップのために転職しようと思えばいつでもできますし、不満があればすぐにでも環境を変えてしまうでしょう・・・
上司が使えなくて無能な場合、仕事のできない部下の面倒はだいたいが中堅社員がみることになります。
そうなった時、中堅社員自身の成長よりも部下の成長に時間を費やすことになるので仕事のやりがいが減り、不満が大きくなる結果になってしまいます・・・
それに、できる優秀な中堅社員だからこそ、難しい仕事や気難しいお客様の仕事など面倒なことは全て押し付けられてしまい、これも不満です。
仕事のできない自分より能力が下の上司と働いていてもメリットが無いと判断すれば、優秀な社員は退職していくでしょう。
上司の責任で部下が退職するような会社は転職すべき
上司の責任で部下がどんどん退職していくような会社にはいるべきではありません。
毎月、退職していく部下をみているのは複雑な気持ちになりませんか?
退職者が多いということはそれだけ「イマイチな職場だった」ということですし、時間のムダです。
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部下の退職を上司の責任と感じ退職させてくれないなら退職代行!
上司は部下を辞めさせたくないのが本音です。
なぜなら上司自体の評価が下がりますし、上司の仕事が増えてしまうからです・・・
おそらく退職を伝えても引き止められることが多いのではないでしょうか?
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部下の退職と上司の責任についてのまとめ【気持ちが腐る原因は上司にある】
部下が退職するのは上司が原因の場合がほとんどです。
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